催眠療法|ヒプノセラピー


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統合失調症、低血糖症、うつ病
統合失調症、低血糖症、うつ病

統合失調症などの診断を受け、多くの薬を用いて治療をされている方へ。実は重度の栄養不足が原因で、精神疾患と呼ばれる症状が出る場合がある事をご存知でしょうか?薬を用いた対処療法だけではなく、体の根本から改善させるアドバイスを日々情報発信しています。

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がんの治療には、効果的な栄養摂取が必要不可欠です。手術、抗がん剤、放射線などの標準的な治療に効果的な栄養補給を併用することによって、治療効果の増強や副作用の軽減などが得られます。ブログではガンに対してより積極的な栄養アプローチも紹介していきます。

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健康と栄養(登録制)

22年の実績のある栄養療法カウンセラーが子供の健康と栄養を語ります。

実際の催眠療法の進め方 その4
JUGEMテーマ:催眠療法

催眠セッションの後には、多くの場合10-20分程度の時間を取って、今回の催眠体験について患者さんとセラピスト(当院の場合は佐藤)が話し合います。

夜見る夢と同じで、催眠セッションでの体験も「体験しっ放し」ではその意味の理解が不十分なままで終わってしまいます。
今回の催眠体験が患者さんの悩みとどのようにつながっているのか、どのような潜在意識からのメッセージなのかは、患者さんの感情や思考を知った上で、心理学の専門知識のあるセラピストが解釈を提供し、それを患者さんとフィードバックするという手続きが必要です。
これによって患者さんはその回の催眠体験の意味を理解し、その後の生活に生かしていけるようになるのです。

「どのくらいの期間がかかるのか」「何回くらいで症状が良くなるのか」はよく訊かれる質問です。
これは実に個別性が大きく、1-2回でかなり劇的に変化が現れる方もおられる一方で、十数回〜数十回のヒプノセッションが必要な方もおられます。

これは、一つには患者さんの中で症状の改善という「大きな変化」をどのくらい受け入れられる段階に来ているかで決まります。

一般には「困っている症状があるから、治療にいくんじゃないか」と思われるでしょうが、深層心理をみていくと、症状は多くの場合、理由があって出現し、継続しているのです。
(ここでいう症状とは、催眠療法の適応となる範疇のものについてお話ししています。
詳細は「催眠療法の適応」をご参照ください)

例えば不安が非常に強くて外出もできないという場合、もちろんそんな生活は不自由だし気分的にも嫌なものですが、そのおかげで学校や会社の人間関係を避けられる、という現実もあるわけです。
症状が治ったら、その人たちに再び直面しなくてはなりません。
その不安・恐怖感に立ち向かう決心がついてからでないと、本人の抵抗感が出てしまい、どんなセラピーも効果を発揮できないのです。

ましてや、セラピーを受けるまでに催眠療法についても他の療法についても何も調べようともしていなかたり、親その他に勧められたから…と、セラピーを受けたいのかどうかもはっきりしない気持ちのまま来られた場合には、自分と直面する覚悟がまだ定まっていないので、効果も期待できないでしょう。

どんな治療法、セラピーも、結局は自分自身で自分を良くしていくためのツールに過ぎず、行動の主体はあくまでもご本人なのです。
他人頼み、セラピー頼みでは、本当の変化は起こりません。

逆に、催眠療法に来られる以前から自分なりに何らかの方法(例えば他の心理カウンセリングに通ったり、対人関係で試行錯誤しながら少しでも上達しようと練習したり、他のヒーリングを受けて自身の内面を感じ取る、など)で自分を変えようと行動を既に起こしてきた方は、そのぶん心の準備が整っているので、催眠は「仕上げ」の一押しとなり、数回以内で大きな飛躍と変革へとつながりやすいのです。

| 催眠療法の進め方 | 07:38 | - | - |


実際の催眠療法の進め方 その3
JUGEMテーマ:催眠療法

さていよいよ催眠に入る際には、患者さんにリクライニングチェアに楽な姿勢で座ってもらい、深呼吸などで少しずつ体の緊張を緩められるよう援助します。

また、催眠中の体験も通常の「記憶を思い出す」「イメージを思い浮かべる」と基本的には大きく変わらないので、それを理解しやすくする意味も含めて、近い過去の出来事を思い出すなどの練習をしてもらうこともあります。

そして、催眠体験では、その時のご本人に最適と思われる場面、イメージなどの設定の中に入るよう誘導します。

催眠療法の体験の仕方は人それぞれです。
3D映画のようにありありとその体験に入り込む人もおられる一方で、静止画程度だったり、ぼんやりしたイメージがチラリと見えた気がする程度の人もいます。
全く「見えない」人もいます。
それは人によって五感のうちどの感覚が発達しているかでも違っており、何も見えなくても音やにおい、あるいは緊張感やすらぎ感、暑さ寒さなどの体感がまず感じられる人もいます。
また、顕在意識(自分で「これが自分の心」と認識している部分)では自分の症状の原因を知りたいと思っていたとしても、潜在意識(普段自分が自覚していない部分の意識で、本音はこちらにある)の準備ができておらずまだ「見たくない」「知りたくない」と思っている場合も、ほとんど内的体験が出てこなかったり、出始めても途中で止まったり、消えてしまったりします。

患者さんとセラピストは「今回はこれを探ろう」という意図をもって催眠セッションに入りますが、実際にその回にどんな体験をするかは、結局のところご本人の潜在意識が舵取りをしているのです。
それと、必ずしも「深い」催眠状態に入らなければ効果が出ない、というものではありません。
単に静かに回想するときのような意識状態や、周りの雑音が気になってしまうようなセッションでも、その時のその人にとって意味がある体験なのです(「意味」は、後々になって初めてわかることがしばしばです)。

一般的には、催眠の回数を経るにつれて患者さんがセラピストや催眠体験に慣れ、その分緊張から抜けやすくなるため、次第に生き生きとした内的体験をできるようになることが多いです。

それから、期待し過ぎも多くの場合、逆効果となります。
例えば「催眠療法ならこんな感じになるはずだ」「劇的な気づきやインスピレーションがあるはずだ」など。
また、せっかく体験が出てきても「これは単に自分が思い描いているだけなのでは」「昨日考えていたことが出てきただけなのでは」「ストーリーが矛盾している」など、批判的・分析的な思考をもって体験を「評価」してしまうと、催眠療法は上手くいきません。

大切な心がけは、「どんな体験が出てきても、あるいは何も体験らしいことが出てこなくとも、現在の自分にはそれがベストなのだ」と、ともかく一旦受け入れることなのです。
これも練習が必要なことなのですが、「ありのままの体験をただ感じ、感情を抑え込まず、成り行きに任せる」というのが、催眠療法で最も必要なポイントなのです。

| 催眠療法の進め方 | 06:27 | - | - |


実際の催眠療法の進め方 その2
JUGEMテーマ:催眠療法

2回目からが、実際の催眠となります。

これまで何度か書いてきたように、催眠といっても魔法のような摩訶不思議なものではなく、人間の脳に備わった、ある種の意識状態、そしてその特性を使うに過ぎません。
これは誰しもこれまでの人生で何度も経験はしたことのある意識状態ですが、普段は偶然に生じ、それを意識することもないので、気づかずに通り過ぎているだけです。
ある説では、人はそうした「催眠状態」に近い意識に、日に平均12回も出たり入ったりしているとのことです。

その意識状態とは、リラックスしながらもある種の集中力があり、何かの内面的体験に思考や感覚や感情がふけっている状態です。

例えば、
 ・音楽、小説、映画やテレビドラマなどに集中し、その世界に浸っているとき
 ・シャワーを浴びたり、ベッドでくつろいでいるなどリラックスしているとき
 ・ランニングや他のスポーツ、ダンスなど、体を動かすことに集中しているとき
 ・仕事やスポーツ、趣味などに集中し「のって」いるとき

こうしたときにはその体験に入り込み、ありありとイメージ世界の体験をしたり、勘が冴えて次の取るべき行動が直感的にわかったり、ふと「あっ、そうか」という気づきを得ることができやすくなっています。

催眠療法では、意図を持って意識的にこうした意識状態に入れるようにし、それによって遠い記憶を呼び起こしたり、これまで気づかなかったつながりに気づいたりできるよう、セラピスト(治療者)が患者さんを援助します。

| 催眠療法の進め方 | 08:08 | - | - |


実際の催眠療法の進め方
JUGEMテーマ:催眠療法

テレビ等で放映される、舞台での催眠術ショーの場合は大勢の観客の前で、大概は初対面の被験者役の客に催眠術師が面白おかしく、ドラマチックな効果を狙った暗示をかけるなどのパフォーマンスをして見せます。

しかし催眠療法の場合には、患者さんの症状改善が目的であり、その心の奥深くに入って行く必要があります。
このため患者さんと治療者は一対一で向き合いますし、セラピーにおいて治療者が最適な誘導・助言・解釈を行なうために、まず患者さんとじっくり話し合い、信頼関係を築く必要があります。

従って、催眠療法の初回面接では患者さんの生い立ち、家族をはじめとする周りの人々との人間関係のパターンや歴史、その中で患者さんが作り上げていった価値観や人生観を把握していきます。
またこの回の最後で、催眠とはどのようなものかについての概要説明もします。


| 催眠療法の進め方 | 07:14 | - | - |


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